胸クソ性犯罪者

2019年07月

愛知や岐阜で10代の少女5人に乱暴したなどの罪に問われていた男に、名古屋地裁は懲役18年の判決を言い渡しました。

 無職・坂野雅哉被告(34)は2015年4月、愛知県稲沢市で当時16歳の少女を乱暴しケガをさせるなど、10代の少女5人に乱暴やわいせつな行為をするなどした罪に問われていました。

 これまでの裁判員裁判で坂野被告は起訴された5件のうち1件の強制わいせつの罪について起訴内容を認める一方、残る4件については「私は犯人ではありません」などと否認し、検察側は懲役20年を求刑していました。

 5日の裁判で、名古屋地裁は「被害者から採取された体液のDNA型が被告のものと一致している」として、5件いずれも坂野被告の犯行と認定。坂野被告に懲役18年の判決を言い渡しました。

整体の施術と称し、女子中学生にわいせつな行為をしたとして、奈良県警生駒署などは4日、強制わいせつの疑いで、奈良県生駒市俵口町の整体師、井上祐輔容疑者(38)を逮捕した。「施術はしたが胸などは触っていない」と容疑を否認している。

 逮捕容疑は4月16日午後9時25分~同30分ごろ、生駒市内で経営する整体院の個室で、柔軟性の向上に必要な施術と称し、京都府の女子中学生(12)の胸や下半身を服の上から触るなどわいせつな行為をしたとしている。

 同署によると、女子生徒はこの整体院に数回通院していたが、被害に遭ったのはこの日が初めてだったという。翌17日、生徒の母親が電話で署に相談し、被害が発覚した。

幼い女の子4人に乱暴やわいせつ行為をして実刑判決を受けた元社長の男の控訴審が仙台高裁で開かれ、被告は「犯行はそううつ病のせい」と主張した。

一審判決によると、広告代理店の元社長で山形市小白川町の阿部譲被告(36)は、4歳から9歳までの女児4人に乱暴やわいせつ行為をし画像をスマートフォンで撮影するなどした。山形地裁は「ゆがんだ性的欲求からわいせつ行為を繰り返した」と懲役11年の実刑判決を言い渡していた。

仙台高裁で4日に開かれた控訴審の初公判で、阿部被告は「犯行は事件当時から患っているそううつ病の影響」と述べ、一審判決の量刑を不当と主張した。

公判では被害女児の母親が意見陳述し「大事な娘の一生を欲望のまま食い散らかされた」、「犯行を病気のせいにして反省がない。刑期の短縮などあってはならない」と訴えた。検察は控訴棄却を求めた。判決は8月20日に言い渡される。

福岡市こども総合相談センター(児童相談所)の一室で、一時保護していた女子生徒にわいせつな行為をしたとして、福岡県警は2日、県青少年健全育成条例違反の疑いで、センターのこども支援課職員佐藤大介容疑者(36)=同県新宮町=を逮捕した。佐藤容疑者は当時主任で、被害生徒の担当ケースワーカーを務めていた。「一切していない」と容疑を否認しているという。

 逮捕容疑は2月18日夜ごろ、福岡市中央区地行浜2丁目の同センター「えがお館」の一室で、18歳未満と知りながら、当時14歳の女子中学生にわいせつな行為をした疑い。

 県警によると、女子生徒は一時保護されて入所し、佐藤容疑者が面談などを担当。女子生徒が3月13日、中学の教諭に「(佐藤容疑者から)複数回わいせつな行為をされた」などと相談し、学校側が警察に連絡した。

 センターによると、佐藤容疑者は2015年4月から勤務している。藤林武史センター所長は「職員が逮捕され、誠に遺憾。捜査の状況を見守りながら、把握した事実に基づき厳正に対処する」とコメントした。

 センターは、常勤の弁護士を配置するなど先駆的な虐待対応で全国的に知られている。

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